ダイヤモンド関連 イエローグラウンド:ダイヤモンドの源
地球の奥深く、想像もつかないほどの高温と高圧の世界で、静かに、そして気の遠くなるような時間をかけて生み出されるのがダイヤモンドです。その輝きは、まさに自然が生み出した奇跡と言えます。ダイヤモンドが生まれる場所は、地下150キロメートルから200キロメートルという深さです。そこは地球内部のマントルと呼ばれる場所で、高温で溶けた岩石が流動しています。このような過酷な環境下で、炭素原子が極限の圧力によって結びつき、網目状の構造を持つダイヤモンドが形成されます。しかし、ダイヤモンドはそのままでは地表に姿を現すことはありません。ダイヤモンドを地表へと運ぶ役割を担うのが、キンバーライトと呼ばれる火山岩です。キンバーライトは、地下深くのマントルで生まれたマグマが、火山の噴火によって地表に押し上げられる際に、ダイヤモンドを含んで上昇します。このキンバーライトは、その特徴的な青みがかった色から、「ブルー・グラウンド」とも呼ばれています。こうして、地中の遥か深部で誕生したダイヤモンドは、キンバーライトという「乗り物」に乗って地表へと姿を現し、人々の目に触れることになるのです。
