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癒やし

煙水晶: 謎めく美しさの石

煙水晶はその名の通り、煙がかったような独特の色合いが美しい水晶です。色の濃淡は実に様々で、淡く柔らかな茶色から、深みのある濃い茶色、中にはほとんど黒に近いほど色の濃いものまで存在します。 この色の変化は、煙水晶が地球の深部で誕生する過程で、自然に存在する放射線と長い年月をかけて触れ合うことで生まれます。放射線の影響を受けた水晶は、その内部構造が変化し、光を吸収する性質を持つようになるのです。 煙水晶は自然界では巨大な塊として発見されることも多く、その結晶の大きさも様々です。小さなものは数センチ程度のものから、数十メートルにも及ぶ巨大なものまで存在します。このように、色の濃淡や大きさなど、個性豊かな表情を見せることも、煙水晶の魅力の一つと言えるでしょう。
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太古の樹の力、ペトリファイドウッド

ペトリファイドウッド、日本語では珪化木と呼ばれるこの石は、その名の通り、古代の木が化石になったものです。 太古の昔、大木が何らかの原因で地中に埋もれることがありました。 長い年月をかけて、地中に含まれる珪酸という成分が、木の細胞の隙間に入り込んでいきます。 そして、木の成分が徐々に珪酸に置き換わっていくことで、石のような硬さを持ちます。 木の形や年輪はそのままに、石へと姿を変えたものが、ペトリファイドウッドです。 木の化石と言っても、実際には石なので、木のように軽くはありません。 手に取ると、ずっしりとした重みを感じます。 また、珪酸以外にも、酸化鉄や炭素などが含まれることもあり、それによって、赤や茶、黒など、様々な色合いを持つことも特徴です。