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魅惑の宝石 モルガナイト

淡い桃色の輝きを放つ宝石、モルガナイト。その名の通り、バラの花を思わせる可憐な色合いが特徴です。モルガナイトは、実はあの鮮やかな緑色の宝石、エメラルドと同じ仲間で、緑柱石(ベリル)という鉱物グループに属しています。同じ仲間でありながら、なぜモルガナイトはピンク色をしているのでしょうか?その秘密は、モルガナイトに含まれるマンガンという元素にあります。マンガンがほんの少しだけ含まれることで、緑柱石は緑色ではなく、ピンク色に変化するのです。 モルガナイトの色合いは、淡いピンクからオレンジがかったピンク、サーモンピンクなど、様々です。色の濃淡や色合いによって、その表情も異なります。優しいピンク色は、まるで春の桜の花びらを思わせる可憐さがあり、オレンジがかったピンクは、夕焼け空のような温かみが感じられます。サーモンピンクは、華やかでありながらも落ち着いた印象を与えます。 モルガナイトは、その柔らかな色合いから、「愛情」「優しさ」「癒し」などを象徴する石として、古くから愛されてきました。身に着ける人に穏やかな気持ちを与え、愛情を育むサポートをしてくれると信じられています。また、人間関係を円滑にする効果もあると言われています。新しい出会いを求めている人や、大切な人との絆を深めたいと思っている人にもおすすめです。
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愛と癒しを象徴する石、ロードナイト

- ロードナイトとはロードナイトという名前は、ギリシャ語で「バラ」を意味する言葉に由来しています。その名の通り、みずみずしいバラの花びらを思わせる、ピンク色や赤褐色をした美しい宝石です。色の濃淡はさまざまで、淡いピンクから鮮やかな赤紫色、茶色がかった赤色まで幅広く存在します。中には、黒色の酸化マンガンが模様のように入り混じり、独特の風合いを醸し出すものもあります。ロードナイトの表面は、ガラスのような上品な光沢を放ちます。透明度については、完全に透き通っているものから、光を通さない不透明なものまで様々です。この美しい色と光沢は、ロードナイトに含まれるマンガンという成分が生み出す、自然の神秘と呼ぶべきものです。ロードナイトは、その美しさから古代より人々を魅了してきました。古代エジプトでは、装飾品としてだけでなく、彫刻の材料としても用いられていました。現代においても、ネックレスやブレスレット、指輪などのアクセサリーとして人気が高いほか、インテリアとして飾る置物や、美しい模様を生かした彫刻作品など、様々な形で愛されています。