世界の宝飾業界を繋ぐ – CIBJO
眩いばかりの輝きを放つ、宝飾品の世界。その美しさと価値を陰ながら支えているのが、国際貴金属宝飾品連盟、通称CIBJOです。CIBJOは、宝飾品に関する様々なルールや基準を国際的に定める、いわば業界の守護神のような存在です。正式名称はフランス語で「宝飾、金銀細工の国際連盟」を意味する、Confederation Internationale de la Bijouterie, de la Joaillerie, de l'Orfevrerie といい、世界中の宝飾関連団体を束ねる、大きな組織です。
CIBJOの活動は多岐に渡ります。まず、宝飾品の品質や原産地に関する基準を定めることで、消費者が安心して宝飾品を購入できる環境を整えています。また、ダイヤモンドや貴金属の取引に関する倫理規定を設けることで、不正な取引を防止し、業界の透明性を高める取り組みを進めています。さらに、環境保護や労働問題にも積極的に取り組み、持続可能な宝飾産業の実現を目指しています。
このように、CIBJOは、宝飾業界全体の発展と、消費者保護のために重要な役割を担っています。その活動は、宝飾品が、時代を超えて愛され続ける、真の輝きを放ち続けるために、欠かせないものです。