紅玉髄

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サードオニキス:赤い縞がつなぐ縁

サードオニキスといえば、やはり目を引くのは赤い縞模様でしょう。この美しい模様から、日本では紅縞瑪瑙(べにしまめのう)と呼んでいます。瑪瑙はアゲートのことですが、よく似た石にカーネリアンがあります。カーネリアンは紅玉髄(べにぎょくずい)とも呼ばれ、カルセドニーの一種です。実は、カルセドニーとアゲートは、見た目がよく似た鉱物です。どちらも赤色から橙色をしていますが、色が均一なものをカーネリアン、縞模様があるものをサードオニキスと呼び分けています。時々、レッドアゲートという名前を見かけることがありますが、これはカーネリアンかサードオニキスのどちらかを指しているようです。
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勝利を呼ぶ石?カーネリアンの効果と意味

カーネリアンと聞いてまず思い浮かぶのは、その燃えるような鮮やかな赤色ではないでしょうか。まるで夕焼け空をぎゅっと閉じ込めたような、深みのある赤色は、古くから世界中の人々を魅了してきました。日本では「紅玉髄(べにぎょくずい)」という美しい名前で呼ばれ、その名の通り、紅色をした玉髄の中でも特に美しい石として珍重されてきました。 カーネリアンの赤色の秘密は、石に含まれる酸化鉄です。酸化鉄の含有量によって、淡いオレンジ色から濃い赤色まで、色の濃淡に幅があります。同じカーネリアンでも、一つ一つ異なる色合いを持っているのは、まさに自然が作り出す芸術といえるでしょう。 カーネリアンは、アクセサリーとして身に着けるのはもちろん、置物としても人気があります。その鮮やかな赤色は、見る人の心を和ませ、ポジティブなエネルギーを与えてくれると信じられています。また、カーネリアンは勇気と行動力を象徴する石としても知られており、新しいことに挑戦する人や、目標に向かって努力する人を力強くサポートしてくれるでしょう。