11月の誕生石:トパーズの魅力
- トパーズとはトパーズは、アルミニウムを主成分とするケイ酸塩鉱物の一種です。その名の由来は、紅海の島「トパシオス島」に遡ると言われており、古くからその美しい結晶が宝石として珍重されてきました。 透明感のある輝きと、多彩な色合いが人々を魅了し続けています。自然界では、青、緑、ピンク、茶、赤、黄、無色透明など、実に様々な色合いのトパーズが発見されます。 これらの色の違いは、結晶構造に取り込まれた微量な元素や、自然放射線による影響によって生まれます。 例えば、ブルー系のトパーズは、無色のトパーズに放射線を照射することによって作り出されることがあります。トパーズはモース硬度8と硬い鉱物ですが、衝撃には弱いという側面も持ち合わせています。 つまり、硬いものとぶつかると欠けてしまう可能性もあるため、取り扱いには注意が必要です。 宝石として身につける際は、他の宝石と接触しないように保管したり、衝撃を与えないように注意することが大切です。