20世紀

記事数:(1)

デザイン

ソートワール:時代を超越したロングネックレスの魅力

- ソートワールとはソートワールとは、首から胸元を通り越し、ウエストよりも低い位置にまで届くほどの長さがあるネックレスのことです。 その名の由来はフランス語で「長く引きずる」という意味の「sautoir」からきています。20世紀初頭、アールヌーボー様式の流行とともに、ソートワールは華やかに登場しました。当時の女性たちの間で、コルセットで締め付けた身体のラインを美しく見せる装飾品として、大変な人気を博したのです。 ソートワールは、長いチェーンの先端に、房飾りやペンダントトップなどの装飾が施されていることが多く、素材も金やプラチナ、ダイヤモンド、真珠など実に様々です。 装いのアクセントとして、シンプルなドレスに合わせるだけで、一気に華やかで洗練された印象を与えることができます。ソートワールは、20世紀初頭の流行以降、時代を超えて愛され続けているジュエリーです。現代でも、その華やかで優雅な印象から、パーティーや結婚式などのフォーマルな場面で身に着ける女性が多くいます。 また、普段使いとして、シンプルな装いに一点投入するだけで、上品で個性的なスタイルを演出することもできます。 ソートワールは、その長い歴史の中で、様々なデザインや素材で展開されてきました。現代においても、アンティークのものから最新のブランドまで、幅広い選択肢の中から、自分にぴったりの一品を見つけることができるでしょう。