Jabot pin

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1920年代に流行!ジャボピンで装いに華を添えて

- ジャボピンとは?ジャボピンは、1920年代から1930年代にかけて大流行した、装飾性の高いタイピンのことです。ブローチの一種と見なされることもありますが、中央部分が空洞になっている独特のデザインが特徴です。この空洞部分は、当時の男性たちがシャツの襟元に飾っていたレースのフリルを通すためにありました。このフリルは「ジャボ」と呼ばれ、ジャボピンという名前の由来にもなっています。ジャボは18世紀に初めて登場し、その後アールデコ様式が流行した1920年代から1930年代にかけて、幾何学模様や斬新なデザインが取り入れられ、再び人気を博しました。ジャボピンは、当時の男性たちの間で大変おしゃれなアイテムとされ、プラチナや金などの貴金属にダイヤモンドやルビーなどの宝石を散りばめた豪華なものが多く作られました。その精巧な作りと美しいデザインは、現代においても高く評価されています。現在では、ジャボピンはアンティークジュエリーとして人気があり、コレクターの間で取引されています。また、その洗練されたデザインは、現代のファッションにも取り入れられ、ブローチとして再び注目を集めています。