指輪の顔を決める「枠」
指輪を選ぶ際、ダイヤモンドやルビーといった宝石の輝きに目を奪われがちです。しかし、指輪の印象を大きく左右する「枠」にも注目してみましょう。「枠」とは、宝石を除いた金属部分全体を指します。宝石を留める台座や指を通す輪の部分など、細かな部分まで様々なデザインが施されています。
同じ宝石であっても、枠のデザインによって全く異なる表情を見せてくれます。例えば、華奢で繊細なデザインの枠は、宝石の輝きをより一層引き立て、上品で可憐な印象を与えます。一方、太く存在感のあるデザインの枠は、宝石に力強さを加え、スタイリッシュでモダンな印象を与えます。
さらに、枠の素材によっても印象は変わります。プラチナは、その白く輝く光沢が、宝石の透明感を際立たせ、気品ある雰囲気を演出します。一方、ゴールドは、温かみのある色味で、華やかで豪華な印象を与えます。
このように、枠のデザインや素材によって、指輪の印象は大きく変化します。指輪を選ぶ際には、宝石だけでなく、枠にも注目し、自分自身の好みに合った、世界に一つだけの特別な指輪を見つけてください。